フルミスト点鼻薬(インフルエンザワクチン)についてー予約終了
フルミスト点鼻薬は10月29日で予約枠が全て埋まりましたので、予約終了とさせて頂きます。
今年度より、これまでの注射でのインフルエンザワクチンに加え、鼻の中に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト®」の接種も開始いたします。
入荷するフルミストは本数が限られており、予約をお願いいたします。無くなり次第終了となりますのでご了承下さい。
「フルミスト®」は2003年にアメリカで承認され、2011年にはヨーロッパで承認され、日本でも2023年に厚生労働省から承認を受け、本年度から接種可能となります。
0.1mlという少量のワクチン液を左右それぞれに1回ずつ鼻に噴霧(スプレー)する弱毒性インフルエンザワクチンで、自然感染後に誘導される免疫と類似した局所抗体応答および、全身における液性免疫、細胞性免疫の 誘導が期待されています。現在使用されている注射のワクチンと同じくらいの有効性と効果が長く持続するといわれています。
【対象年齢】
2歳~18歳ですが、当院での対応年齢:小学生以上〜18歳です。
接種可能条件:接種当日に鼻水や鼻づまりがひどくないこと
【接種用法及び用量】
0.2mlを1回(各鼻腔内に0.1mlを1噴霧)、鼻腔内に噴霧
【接種費用】
1回7,500円(税込み)
【接種できない方】
・免疫不全と診断されている方
・免疫抑制をきたす治療を受けている方
・ワクチンに含まれる成分(卵、ゼラチン、ゲンタマイシン、アルギニン)によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
・アスピリン服用中の方
・妊娠している方また、その可能性が高い方
・慢性疾患(心疾患、肝疾患、腎疾患、糖尿病、貧血、嚥下困難や呼吸障害を伴う神経疾患、免疫不全など)のある方
・1年以内に喘息発作を起こした方
【注意事項】
・接種当日に鼻水や鼻づまりがひどい方は、効果が低くなる可能性があります。
・診察する時やワクチンを鼻腔内に噴霧する時に激しく泣いて鼻水が出る場合も効果が低くなる可能性があります。
・30~40%の人で接種後3日~7日までに鼻炎・鼻づまりなどの軽い感冒症状が出ることがあります。また、微熱を含めて発熱を約10%の方で認めます。
・接種後1~2週間は乳児や重度の免疫不全の方との接触を可能な限り控えて下さい。
注射型のワクチンと比較してメリットだけがあるワクチンというわけではないことをご理解いただき、フルミスト接種をするかの最終判断は保護者・本人で行っていただきますようお願いいたします。
【副反応】
重大な副反応:ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
10%以上:鼻づまり、鼻水、咳、咽頭痛、頭痛
1~10%未満:発熱、食欲低下、下痢、腹痛、体のだるさ、筋肉痛
令和6年度 新型コロナワクチン定期予防接種について
令和6年10月から「令和6年度 高齢者の新型コロナウイルス感染症予防接種」が始まります。重症化予防を目的に65歳以上の高齢者などを対象とした定期接種となります。
当院では新型コロナワクチン予防接種を10月7日(月)から開始します。
予約なしで来院順に接種を行います。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。
(対象者)
(1)接種日において満65歳以上の堺市民
(2)接種日において満60歳〜65歳未満の堺市民のうち,心臓,じん臓,呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有し,その障害が身体障害者手帳1級程度の方
(自己負担額)
3,200円
(接種回数)
1回
(使用ワクチン)
・商品名;コミナティ筋注
・販売会社名;ファイザー社
・分類;コロナウイルス(SRAS-CoV-2)RNAワクチン
・抗原株;SARS-CoV2 オミクロン株 JN.1系統
現在の流行のメインは「JN.1」から派生した「KP.3」になっていますが、「KP.3」は「JN.1」と同系統のためワクチン効果は十分あると考えられています。
インフルエンザ予防接種について
10月7日(月)からインフルエンザワクチン接種を行います。
(1)接種日において満65歳以上の堺市民と(2)接種日において満60歳〜65歳未満の堺市民のうち,心臓,じん臓,呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有し,その障害が身体障害者手帳1級程度の方は,“令和6年度 高齢者のインフルエンザ予防接種事業“により自己負担額は1,500円になります。
上記以外の方は3,000円,2回接種の方は1回目3,000円 2回目2,000円です。
なお,当院では6歳以上(小学校就学児)の方が対象です。
適格請求書発行事業者登録番号のご案内
インボイス制度に係る「適格確認請求書発行事業者」に、令和6年3月12日登録されましたので、下記のとおりお知らせいたします。
名称 医療法人博真会横田クリニック
登録番号 T6120105000167
国税庁 適格請求書発行事業者公表サイト
予防接種や健康診断などの自費診療を受けられる方で、費用を会社負担でされる場合、会社に提出する領収書がインボイス対応のものが必要となる場合があります。
ご来院の前に、インボイス対応の領収書が必要かどうかを会社にご確認の上、インボイス対応の領収書か必要な方は、受付時にお伝えください。
「発熱」「咳」「のどの痛み」などの症状のある方へ(発熱外来)
新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行となりましたが、当院にはご高齢患者様や心疾患患者様など重症化リスクの高い患者様が通院されている為、感染症対策として現行の”発熱外来”を継続いたします。発熱外来では他の患者様との接触を防ぐため、一般外来とは別の入口から入っていただき、別の場所で診察します。
発熱外来は受診する前に 必ずお電話にてご連絡お願いいたします。症状を確認し、来院時間をご案内させていただきます。
午前診(月〜土曜日)での発熱外来は 8時30分から電話にて受付、午後診(月・水・金曜日)は 16時30分から電話にて受付します。
しかしながら当院で診察対応できる人数は限られております。診療の依頼が殺到し、受診を断らざるをえないケースも相次いでいます。
大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
受診する前に 必ずお電話にてご連絡お願いいたします。
※事前のお電話をいただいていない患者様は、直接来院されても一旦診療をお断りする場合もあります。
※当クリニックで診察対応できる熱発患者数には限りがあるため、受診をお断りする場合もあります。
【風しんの第5期の予防接種について】
(昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性の方)
平成30年夏頃から、予防接種率の低かった30~50代の男性を中心に風疹が流行していることを受け、抗体保有率の低い昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象として、平成31年4月から、『成人男性風しん予防接種事業』(第5期定期接種)が始っております。
対象の方は、まず原則無料で抗体検査を受け、抗体が基準以下なら無料で麻しん風しん(MR)ワクチンを受けられるということになります。なお、堺市に住民票のある昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、クーポン券がなくても抗体検査や予防接種を受けることができます。
詳しくは堺市ホームページの『昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性の方へのお知らせ』をご覧ください。